症例紹介

臭いの変化

体臭の変化

体から発する臭いの変化は、細菌や真菌の増殖に伴って起こります。

耳・皮膚の匂いが強く、独特な臭いにベタつきを伴っている場合は、体表の常在菌マラセチアの増殖が原因の外耳炎・皮膚炎が疑われます。マラセチア菌は酵母菌(=真菌)の一種で、高温多湿な環境を好み、皮脂を餌にして増殖します。体がマラセチアに対するアレルギーを発症すると強い痒みの原因となります。耳・頚の下・腋の下・内股等に皮膚炎を引き起こします。専用の薬用シャンプーや抗真菌薬を配合した外用薬の使用で、適切なコントロールが可能です。

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