症例紹介

ウサギ水をよく飲む/トイレによく行く臭いの変化

尿臭の変化

中々気にして貰えないのが、尿臭の変化です。
尿量が増えて、臭いが薄くなっている場合は、慢性腎臓病や糖尿病・副腎皮質機能亢進症等の内分泌疾患、尿臭が強くなってきている時には、細菌性膀胱炎の場合があります。
高齢や他に基礎疾患がある動物では、頻尿や血尿などの明らかな膀胱炎症状がなくても重度の細菌性膀胱炎を起こしている場合があり、尿臭がきつくなっていることだけが唯一の症状であることがあります。
細菌性膀胱炎が進行すると、腎臓にまで細菌感染がおよび、腎障害を伴う腎盂腎炎を発症してしますことがあります。
尿臭が気になる時には、早めの尿検査をお勧めします。

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