症例紹介

  • 高血圧

    高血圧は、心臓病・腎臓病・内分泌疾患などでしばしば二次的に認められますが、放置しておくと、高血圧が原因で重い症状が現れることがあります。アメリカ獣医内科学会(ACVIM)は、犬猫での血圧測定と全身性高血圧の診断および治療に関するガイドライン...

  • 口臭

    ほとんどの場合は、歯周病によるものですが、急性腎障害・慢性腎臓病の末期に口臭が強くなる場合は、尿毒症によるアンモニア臭です。口臭の変化だけでなく、元気・食欲の低下を伴います。歯垢や歯石が明らかでなくても、口臭が目立つときは歯周病が始まってい...

  • 尿臭の変化

    中々気にして貰えないのが、尿臭の変化です。尿量が増えて、臭いが薄くなっている場合は、慢性腎臓病や糖尿病・副腎皮質機能亢進症等の内分泌疾患、尿臭が強くなってきている時には、細菌性膀胱炎の場合があります。高齢や他に基礎疾患がある動物では、頻尿や...

  • 低アルブミン

    定期健診の血液検査で、アルブミンが低いと言われたことはありませんか?アルブミンは、血清タンパクの一つで血管内に水分を保ち、薬剤を運搬する役割があります。極端な低アルブミン血症の場合は、血管内から水分が漏れ出し、重度の浮腫みや腹水・胸水の貯留...

  • 高カルシウム

    定期健診の血液検査で、カルシウム値が高いと言われたことはありませんか?カルシウム値の上昇は、内分泌疾患(上皮小体機能亢進症)・慢性腎臓病時の二次性上皮小体機能亢進症・ある種のがん・ビタミンDの過剰摂取等で引き起こされます。明らかな上昇がある...

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