症例紹介

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  • 高血圧

    高血圧は、心臓病・腎臓病・内分泌疾患などでしばしば二次的に認められますが、放置しておくと、高血圧が原因で重い症状が現れることがあります。アメリカ獣医内科学会(ACVIM)は、犬猫での血圧測定と全身性高血圧の診断および治療に関するガイドライン...

  • 体臭の変化

    体から発する臭いの変化は、細菌や真菌の増殖に伴って起こります。耳・皮膚の匂いが強く、独特な臭いにベタつきを伴っている場合は、体表の常在菌マラセチアの増殖が原因の外耳炎・皮膚炎が疑われます。マラセチア菌は酵母菌(=真菌)の一種で、高温多湿な環...

  • 痒い(犬)

    犬で強い痒みを引き起こす原因は、主に、①寄生虫(ノミ・疥癬・毛包虫)②細菌感染(膿皮症)③真菌感染(皮膚糸状菌症・マラセチア性皮膚炎)④アレルギー(食物アレルギー・犬アトピー性皮膚炎)です。問診の結果、アレルギーを疑う場合でも、まずは、①~...

  • 口臭

    ほとんどの場合は、歯周病によるものですが、急性腎障害・慢性腎臓病の末期に口臭が強くなる場合は、尿毒症によるアンモニア臭です。口臭の変化だけでなく、元気・食欲の低下を伴います。歯垢や歯石が明らかでなくても、口臭が目立つときは歯周病が始まってい...

  • 尿臭の変化

    中々気にして貰えないのが、尿臭の変化です。尿量が増えて、臭いが薄くなっている場合は、慢性腎臓病や糖尿病・副腎皮質機能亢進症等の内分泌疾患、尿臭が強くなってきている時には、細菌性膀胱炎の場合があります。高齢や他に基礎疾患がある動物では、頻尿や...

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